介護福祉学科
2年制 定員
40名
Care Worker介護福祉士とは
介護の仕事は食事・入浴・
排泄等の介助から
心のケアまで多岐にわたっています
高齢や何らかの障がいがある方に対して、尊厳をもって予防から看取りまで「個別ケア」を行う介護の実践者です。
介護福祉学科の学び
リハビリテーション介護に力を入れ、
日常生活介助から“心のケア”まで
生活の中に笑顔をもたらす介護のプロを育てます。
介護の仕事は、食事・入浴・排泄等の介助から心のケアまで多岐にわたっています。介護のプロには幅広い知識や技術だけでなく、相手の気持ちを思いやり、よく理解することが大変重要です。本学科では基礎教養に加えて、様々な実習や体験を通して「心」の理解に力を入れています。人々の生活の中に笑顔と感動をもたらす支援のできる人材、介護のプロを育てます。
学科概要
介護福祉学科で取得可能な資格
介護福祉士 国家試験受験資格
卒業後に介護福祉士として、5年間の実務経験を積むと、『ケアマネージャー』受験資格が得られます。
※ただし2017年度から2027年度までの養成施設卒業者については、卒業から5年間、暫定的に介護福祉士資格を付与し、かつ卒後5年以内に国家試験に合格するか、原則卒後5年間継続して実務に従事することで、その後も引き続き介護福祉士資格を保持できます。
文部科学大臣認定称号 専門士
- 福祉住環境コーディネーター
- レクリエーション・インストラクター
入学から就職までの流れ
アールならではの学び
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Point 01
多様な介護の現場で
役立つ
知識・技術を様々な
実践経験を通じて体得します多様化する施設に対応し、どの現場でも高い実践力と共に活躍できるよう居宅介護を意識した調理実習やデイサービス等でも役立つレクリエーションの提供方法、さらにはケアマネージャーや施設長への成長も視野に、事例研究発表を通じたプレゼン能力の向上など、様々な機会を通じ学生の成長を促しています。
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Point 02
定められた実習以外にも、
様々な施設を見て学ぶ経験を
大切にしていますアールでは学校として定められている特別養護老人ホームや介護老人保健施設での実習のほかにも、障がい者支援施設やその他の介護施設にて積極的に交流会を実施し、ご利用者様と直接コミュニケーションをとる中で寄り添う心を育成するのみならず、施設ごとの特徴を理解し就職先の選定にも役立てています。
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Point 03
アールの介護福祉学科では
リハビリテーション介護を
学ぶことができます従来リハビリは、理学・作業療法を代表として行われてきましたが、介護の一環として必要とされる時代がくると予想されます。本校は時代の流れに対応し、カリキュラムを改定。リハビリ系学科の専門教員によるリハビリ論や演習を取り入れ、質の高い人材を育成しています。
授業紹介
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医療的ケア講義
介護福祉士が現場で喀痰吸引等を行うことが可能になったため、教育機関では医療的ケアが必須の科目となりました。当校では、恵まれた演習備品を使用し、現場と同様の状況を感じながら技術を身に付けます。
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介護総合演習
介護実習に活かすため、介護の現場で必要な様々な知識や技術を統合しながら実践を交えて体得します。同時に専門職としての介護観を形成していきます。
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リハビリテーション介護
理学・作業療法学科を有する本校には、介護の一環として注目されるリハビリを学ぶ環境があります。理学療法学科の教員から、理学療法に基づいた効率的なトランスなどを体得していきます。
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国家試験対策
1月末に行われる国家試験に向け、定期的な模擬試験の実施で進捗をはかるだけでなく、例年の出題傾向や問題を解く際の注意事項を共有していきます。
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調理実習
訪問介護サービスにおいてご利用者様を栄養面から支えるため、高齢者になじみの食材や栄養バランスの習得、そして調理のスキルを体得していきます。
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訪問入浴実習
寝たきりのため自力での入浴が困難な方に向け、専用の浴槽を使って安全な入浴をサポートする訪問入浴のサービスの方に実際に来ていただき、実際の流れや注意ポイントを確認しながら、利用者様が快適な時間を過ごせるよう学んでいきます。
介護福祉学科の2年間
介護実習
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介護実習Ⅰ
施設内における全体的な業務の流れを知ることと、実習生が幅広く利用者様の生活そのものを理解し、介護実践することを目的とする実習です。高齢者や障がい者の方々との人間的なふれあいを通じて、利用者様の望んでいることや具体的な介護方法について学ぶことができます。その他にも施設職員の一般的な役割などを身に付けることによって、日常的な生活支援を習得します。ここでは、自分達で作成したレクリエーションを実践することで、生活の中での楽しさやレクリエーション・リハビリテーションについても学びます。
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介護実習Ⅱ
高齢者や障がい者一人ひとりの状況や程度に応じた、介護過程の展開を目的とした実習です。施設運営のプログラム(夜勤含む)に参加し、サービス全般について理解すると同時に、チームの一員として介護が遂行できる能力を身に付け、利用者一人ひとりが望んでいる生活を実現する実践を行います。思考方法を考え、目標を設定して実施していく中で、利用者様の喜びや苦しみへの理解や専門知識、技術などを習得します。アセスメントをする中で、コミュニケーションにも活かせるように、スキンシップも含めた手もみを行っています。
カリキュラム
介護福祉学科では、近年の介護・福祉ニーズの多様化・高度化をふまえ、人材の資質向上を目的とした新たな枠組みの授業を行っています。介護実践の基盤となる教養を養う「人間と社会」、対人援助や他職種との協働を学ぶ「こころとからだのしくみ」、介護技術と現場での実習で構成された「介護」の3つの領域プラス医療的ケアにおいて、幅広い知識と技術を習得し、即戦力としての人材を目指します。
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1年次時間割例 | MON | TUE | WED | THU | FRI |
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1限目 9:40 〜11:10 |
介護の基本 | こころとからだのしくみ | 人間の尊重と自立 | 人間関係とコミュニケーション | パソコン演習 |
2限目 11:20 〜12:50 |
コミュニケーション技術 | 介護総合演習 | 障害の理解 | こころとからだのしくみ | 認知症の理解 |
12:50 〜13:50 | Lunch Time | ||||
3限目 13:50〜15:20 |
社会学 | ビジネスマナー | 生活支援技術 | 調理実習 | 発達と老化の理解 |
4限目 15:30 〜17:00 |
パソコン演習 | 社会の理解 | クラブ活動 | 介護総合演習 | 介護の基本 |
2年間のスケジュール
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1年次 | 2年次 | |
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4月 |
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5月 |
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6月 |
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7月 | ||
8月 |
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9月 |
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10月 |
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11月 |
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12月 | ||
1月 |
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2月 |
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3月 |
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介護福祉学科長
早川 美恵子先生
国家試験合格を目標に、社会人基礎力も備えた人材を育成します。
アールでは、専門性の高いエキスパートとして日本人のみならず留学生の“介護福祉士”も養成しています。国家試験合格率も常に高い数字をキープし続けています。
また、こうした知識面のほか、挨拶や環境整備の実践にも力を入れています。クラブ活動や「手もみ」等の経験により、認知症の方々への精神的なサポートもできる「人間力」を体得できるよう指導しています。
介護の現場でリーダーとして活躍でき、明るく笑顔で介護ができる人材と県内外から高い評価をいただいております。