社会人として働く上で、他者を理解し協調性を持ってチームで働くことは、相乗効果を生み出し、必ずや大きな成果へとつながります。また、高いコミュニケーション能力と共に自らが主体性を持って取り組むことはさまざまな好循環の一助となるはずです。
アールでは授業や地域イベントへの参加、日々の学校生活などの機会を通じ、高い職業意識のみならず、現場で必要な豊かな人間性を育んでいます。
挨拶と笑顔から生まれるコミュニケーション作りを目指し、アールでは校内における積極的な「あいさつ運動」を推進しています。登校時には、各クラスより選ばれたオアシスメイト・教員一同が、元気な挨拶と笑顔で学生を迎えます。気持ちの良い挨拶でスタートした朝は、活力ある1日を生み出すだけでなく、学生の主体性を引き出しています。また、医療や介護、ビジネスの現場では、明るく元気に、かつ主体性を持って挨拶できることが、患者様や利用者様、お客様とのより良い関係作りにつながっています。
医療や介護の現場で必要とされる技術のひとつに、患者様・利用者様が安心安全かつ清潔に、治療や介護が受けられる環境を整えるということがあります。アールでは、放課後に学生自らが校内清掃を積極的に実施し、「来た時よりもきれいに」をモットーに、環境整備に努めています。日々継続して行うことで、その場からさまざまな気付きを得ることもでき、さらにはこうした授業以外の場面でも、率先して行うことでの主体性や協力して行うことでの協調性を育てることができるのです。
土浦周辺にて開催される「かすみがうらマラソン」でのボランティア活動や、介護福祉学科が参加する「土浦市健康まつり」など、地域のイベントを支える取り組みは、コミュニケーション力や思いやる心を育てる場にもなっています。
介護福祉学科 2年
高城 紗羅さん
茨城県立麻生高等学校出身
何事にも明るく前向きに挑戦できるように
高校生の頃は人前に出ることが苦手で、自分からは動かない性格でした。オアシス運動やさまざまな地域貢献活動の経験を通して自分に自信がつき、「まずはやってみよう」という積極性が身についたと思います。
下級生の入学式では在校生代表の『歓迎の言葉』を務め、たくさんの先生方からお褒めの言葉をいただけました。